2017-11

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ハブメンテ その③

シマノのフリーボディ用グリスの購入がMUSTとなった。
買うとなったらすぐに買わずにいられないのが私の性分。
なかなか在庫も無いので、通販で買うことも考えたが、さすがにグリスだけだと送料もかかってしまい、送料分の元を取ろうと思って他の余計なものまで買ってしまうのが今までの悪いパターン。
となると、近くのショップでできるだけ在庫のあるところを探すことに。
まず朝、会社に行ってサイスポの「全国サイクルショップ」のページで神戸と大阪のお店をチェック。
会社の帰りにここから帰り道にあるショップでグリスの在庫があるかどうかTELで聞いてみた。
まず1件目、おなじみウ●パー。デュラグリスとシフトワイヤーのグリスはあったが、フリー用はナシ。
2件目は梅田のシ●ベスト。こちらはなぜかTELが繋がらず。年中無休のはずなのに。
3件目。こちらも梅田のお店。ここは「ありますよ」とのこと。
膳は急げで、17時半に退社。19時前にはお店に着いた。お店はこちらvia cycles village
以前一度行ったことがあって、品揃えがソコソコ良くって店員さんの応対もまずまずのところ。
入り口入ってすぐのところにケミカル類が置かれていた。
早速ゲット、後はお店を散策して回る。
ここは本当にいろいろ置いてあって、バイクではCANNONDALEを勧めてるみたいで、MTBも置いてある。
ウェアもエチェオンド、ZEROrh+、ナリーニ、アディダスなどなど本当にここでしか現物を見れないものが多い。
値段はほとんど定価だが、試着とかをするのはここに限る。
ということで本日の購入品。greese&bolt
あれ?なんかオマケがありますな。
これはアルミのクランクボルト。
真っ白のバイクにアクセントを付けたくって買ってしまいました。
こういうクセをなくさないと、いくらお金があっても足りませんなぁ。
今度の水曜日にでもリアハブのグリスアップします。

ハブメンテ その②

昨日、ハブスパナの17mmがなく、リアハブのメンテができなかった。
今日はまずハブスパナを買いにクロスバイクでお買物。
在庫持ってそうなお店まで結構あるので、それよりも近いところでも在庫ないかどうか確かめながら行くことにした。
工具の在庫を持ち合わせてるショップは少ないので、あればラッキーぐらいのつもりで出かけた。
 
1件目。市内の近所のお店で、唯一のスポーツバイクショップ。
     こちらは店の前まで行くと「入居者募集中」の張り紙。
     あ”、つぶれちゃってる?これじゃ、すぐにモノ要りのときはどうすんの?
     出だしからこれじゃ先が思いやられる・・。
2件目。某有名通販店のリアルショップ。
     前にここでシマノの17&15mmのセットを購入していたので少し期待。
     しかし、13&14mmの2本組みのモノしかなくあえなく撃沈。
     取り寄せは出来るとのことだったが、すぐに使いたかったので取り寄せはキャンセル。
3件目。サイスポにも広告の出ているMTB専門店。
     こちらも在庫なし。こちらも取り寄せなら可だと。
4件目。クラブチームもあるショップ。日が日だけに開いてるのかと半信半疑で行ってみた。
     が、やっぱりシャッターが閉じてた。
     「イベント参加のためお休み」「ツールドおきなわ参戦のため臨時休業します」との張り紙。
5件目。こちらもサイスポに広告出してるお店。
     これも在庫なし。取り寄せになるらしい。
6件目。2件目のチェーン店。
     「15mmのペダルレンチならありますが」というトンチンカンな答え。
     こんな店員で大丈夫なん?

ここで意を決して、当初目を付けていたお店に電話。
「在庫ありますよ」とのこと。
やっぱり。
天下のウ●パー、困った時はここしかない。
ということで、最初からここへ行けばよかったとも思ったが、サイクリングがてらにちょうど良かった。
しかし、近所にスポーツバイクショップがほとんど無いのも考え物ですな。急な対応が必要な時、大阪市内までだと30kmもあるし。
なんとかならないモンですかね。
あと、17mmのハブレンチって存在自体少ないんですね。
デュラ以外ではパークツールのがありましたが、こちらはえらく高いのでキャンセル。使用頻度を考えるとちょっと高いかも。
(工具をケチるとろくなこと無いっていいますが)
ということで、結局今日は65km走って帰宅。


これでようやくメンテに取り掛かれる。
と思ったが、勉強不足でメンテ完了ならず。
今日は簡単に顛末報告。
まず、デュラのフリーハブが他のものと全く違ってました。
fh-m760
まず、通常は↑こちらのように17番のボルトを外すとようやく18番のフリー体が外れるが、この状態ではラチェット部はフリー体の中にあって見えなくなっている。アルテやXTRでもほぼ同じタイプ。
だからフリー体をはずしてもバラすことなく玉押し&ベアリングのグリスアップができたのだが、デュラは違った。
fh-7801_2
11番のフリー体を外すといきなりクラッチ部分がむき出しになった。
free_hub3
ここで大間違いしたのが、このクラッチ部についてるグリスをきれいにぬぐってしまったこと。
ここはデュラグリスを塗ってはいけなかったのである。
fh-7801_1
上の図と写真を見てもらうと、ハブ軸はアーレンキーで外すようなナットでガッチリ留められており、他のものと違って玉当たりもいいし、ハブ自体の剛性も確保されている。
だが、余計なワッシャーやナットが省かれていることで、いきなり内部構造がむき出しになったみたい。
free_hub1
この写真でもハブナットのハブレンチがかかる部分がない。
これは
free_hub2
こうやってアーレンキーでおさえてハブナットを緩める。
こんな精度のいい部品が組みつけられてこそのデュラハブの剛性と回転のよさにつながってるようです。

ということで、今日の一番の間違いはフリー用のグリスを拭ってしまったこと。
正直こんなグリスどこで使うんだ?って思ってましたが、ようやく理解できました。
当然私は持ってませんので、早く買ってキチッとハブを組みつけたいと思います。
とりあえず今日は仮にうす~くデュラグリスを塗ってハブを閉じました。
そ~っとハブを回すと、デュラらしくないバカでかいラチェット音がしておりました。(カンパみたいだった)

かなり今日は勉強になり、またまたデュラハブ信者としての信仰が深まったのでありました。

あと、昨日のエントリで「ベアリングがカートリッジ式になってる」と書いたのはリテーナーの間違いです。
やはりシマノとカンパはカップ&コーン継続で。

ハブメンテ その①

ロード購入後、走行距離1000kmを突破。
1000km越えたらやろうと思ってたのがハブのグリスアップ。
聞くところによると、新品時ではベアリングの真円度が微妙に出ておらず、これが玉押しの虫食いの原因になるらしい。
よって、走行1000kmぐらいで一度古いグリスを拭ってやって再度グリスアップすることで寿命が格段に延びるそうだ。
自動車も最初1000kmぐらいでオイル交換するのと同じ感じだと思う。

ハブのキャップを開けると
hub1
グリスの色もまだ新品同様。
デュラハブってベアリングがいつの間にかリテーナーが付いてました。
hub2
玉押しのあるキャップ。
この裏側には
hub3
防水のシールリングが付いていて水分をシャットアウトしてくれる。
hub4
流石デュラ。玉押しの鏡面加工が素晴らしい。
hub5
玉押しとハブ軸にグリスアップ。
hub6
ベアリングにもたっぷり。
ちょっとモッサリしましたが、当分ハブを開けることないと思うのでこれで様子見。
クロスバイクであったようなゴリゴリ感は全くありませんでした。
デュラハブぐらいなら、こんなメンテ必要ないのかもしれませんがね。
ま、長く乗るための儀式みたいなモンということで。

で、フリーハブも開けようとしたのですが、ハブナットが17mmと17mmなんですねぇ。
17mmのハブレンチは1本しか持ってないので、また今度やります。

そこで、ついでにクロスバイクのハブもメンテ。
こちらはこの前見たときフリー側の玉押しが虫食い状態だったので、ショップで購入済みだった玉押しに交換しました。
ハブはXTのFH-M760です。
xt_hub1
左が虫食い状態のもので、右が新品。
虫食いがかなり酷い。これじゃあスムーズに回りません。
でも新品でもデュラほどのピカピカ感がないですね。
これでもセカンドグレードなんですが。
玉押し交換に合わせてベアリングもステンレスにグレードアップ。
同じ大きさのもので、77デュラのフリーハブ用が同じ1/4”ので使えたのでこれに交換。剛球とは光沢が違いました。
こちらもあっという間に終了。
試し乗りも問題なし。

あとはチェーンやスプロケットを磨いて終了。
玉押しの後ろに移ってるルブを挿しておきました。

明日はリアハブメンテをして、マッタリ走ります。

10月の散財

9月は週末が雨になる日が多く、自転車に乗れなかった日が多かった。
せっかくロードバイクを買って、週末に自転車に乗るのだけが楽しみだったが、そんな鬱陶しい週末にうんざりしていた。
そこで、温めていた作戦を決行することに。
その名も「週末ハムスター作戦」。
以前からいつかは欲しいと思っていたローラー台を買うことに決めた。
クロスバイクでは家に入れることすらヨメの目があってできなかったが、普段からウチの中に入れているロードバイクを使えばローラー台での使用もヨメも黙認するだろうということで。
雑誌なんかではエリートのものが静かで自重もかかって、自然な漕ぎ味になるとのことで、早々と目をつけていた。
しかし昨今のユーロ高で、えらく値段が跳ね上がっており、買うのを躊躇していたが、ネットでユーロ高になる前から在庫を抱えているお店を見つけて、そこで買うことに。
クロモリバイクをローラー台で使うことにも少し不安があったのと、実際にエリートのローラー台を使っておられる方のインプレも聞いてみたかったので、ケルビムの今野さんや店長、エリートの輸入元のカワシマサプライ。そしてmixiのマイミクさんを伝っていろいろ教えてもらった。
クロモリでも全く問題ないとのことでビルダーからもお墨つきをもらった。
そして10月初めにポチッ!ポチッ!としたのでありました。

購入したのはこちら。
ro-ra-dai_set

 ●ローラー台:エリート・クロノ・ワイヤレス・デジタル・フルード
 ●汗取りネット:ミノウラ・セーフティネット
 ●ホイール:シマノ・WH-R500(リアのみ)
 ●スプロケット:シマノ・CS-6600(11-23t)
 ●タイヤ:Tacx・ローラー台用タイヤ
 ●チューブ:パナレーサー・ブチルチューブ(48mmバルブ)
 ●マット:ミノウラ・トレーニングマット2
 ●心拍計:キャットアイ・MSC-HR20
 ●ホイールマグネット

ローラー台は、すこぶる静か、とは言いがたく、チビが「パパ何やってるン?」と1階の部屋から飛んできた。
最初、普段履いてるタイヤでやったので、パターンの凹凸が振動になったようだ。
しかしローラー台専用タイヤにすることでそれもなくなった。
マットのおかげもあってか、夜の静かなときにやると気になるみたいだが、それまでの時間なら大丈夫そう。ヨメも21時まで、という限定でOKしてくれた。
このローラーは出力が測れるもので、ワット数と、かけてる負荷で何%の勾配の坂を登っているのと同じになるかというのが判るようになっている。
単調で飽きやすいといわれるローラー台にあって、これはありがたいオプションであった。

心拍計は、以前ただ心拍数だけ計れる単純なものを持っていたが、どうやらつぶれてしまったようで、これを機に最大・平均心拍数と消費カロリーを計れるものを購入。ポラールのは電池が自分で変えられないのと、結構お高いもおなので、手ごろなキャットアイのをこちらは某ショップでゲット。

ホイールもとにかく安いモノでローラー専用に置いておきたかった。
ついでに今もってないカセットが欲しくって、12-21tよりは使い勝手の良い11-23tを買ってこれを実走用に、そして12-21tという超クロスギアをローラー用に使うことにした。トレーニングにはこの超クロスの方が使い勝手がいい。

あとは汗取りのネット、ホイールにつけっ放しにするマグネットをあわせて購入。

で、今まで3回ほど使ったが、LSDというよりは少し心拍数を上げた状態(140~155bpmぐらい)で、アップ10分、トレーニング30分、ダウン10分の計50分ぐらいで乗ってます。
まだ、最大心拍数が山とかでのオールアウト寸前の190ぐらいを想定しているが、実際にはキチッと測った方が良さそう。
http://www.attic-bike.com/training/index.html
↑こちらのサイトでもう少し勉強しようと思う。

とにかくこれで雨の週末も楽しみが出来た。
真冬にも思い立った時に乗れるしね。
自転車のセットもタイヤを替えてローラーにセットするので約5分。
あとはタオルとか扇風機とかれーぱん履いたりとか、シューズ持って来たりとかの時間は居るが、さして苦にはならない。
ペダリングの様子をビデオで録ったり、片足ペダリングしたりとやりたいことはいろいろありますね。
当分これで楽しめそうです。

しかし、汗が出るわ出るわ。
扇風機もききませんね。
あと退屈しのぎでテレビをつけたら、サイコンが狂ってしまった。
テレビはやめて音楽聴きながらになりそう。

ULI号作成への道のり ⑧

紆余曲折 その②の補足

最初にStickyについて雑誌の記事を見たとき、「ダウンチューブにトップチューブ材を使用・・」と書いてあった。
これも誤解がないように書いておくと、「トップチューブ材と同じ太さのパイプを使うが、バテッド位置はダウンチューブ専用に加工したもの」というのが正解。

ケルビムではさまざまなパイプが使われている。
通常のマスプロの吊るしのバイクであれば、フレームのサイズが変われば乗り味が変わってしまうところを、フレームの大きさが変わってもビルダーのイメージしている乗り味になるようにバテッド位置を変えてあると言う。
同じパイプの場合、フレームのサイズが小さい方がフレームの剛性が上がってしまうのはイメージしていただけると思う。
そのため、背の小さい人はなかなか自分に合ったフレームを見つけにくいのだが、小さい人のために考えられた専用のスケルトンもさることながら、それに見合ったパイプを設定するあたり、同じビルダーでもここまで凝った造りになっているのはケルビムならではだと思う。

ダウンチューブを変更した私のバイクのフレームの場合も、トップチューブとダウンチューブは同じ25.4mmのもの。
しかし、その長さは、トップが515mmで、ダウンチューブが630mmとなっている。このスケルトンを元にそれぞれのパイプの役割と、ビルダーのイメージに見合ったバテッド位置が決められているのである。
フレームの納期に時間がかかるのも、このバテッド位置をユーザーの乗り味に見合った形でオーダーするため、小ロットではオーダーしにくく、まとめてオーダーするために時間がかかると言うことをご理解いただきたい。
(プレーン管をつなげるだけならいくらでも早くできるのだが・・)
pipe


なお、パイプの種類、とくにケルビムの使っているカイセイ製のパイプについてはこちらのサイトのページに詳しく書かれている。
⇒詳細はこちら
私のフレームに使ってもらったケルビムとカイセイ社の共同開発パイプのNi-exは、カイセイオリジナルの8630材(ニッケルクロムモリブデン鋼)にイメージが近いのかもしれないが、よりバネ感を際立たせるために、更にマンガンやカーボンを加えて、より弾性を際立たせたものになっている。
ULIのオリジナルに試乗したが、これはこれで芯のある程よい剛性をかんじたのだが、Ni-exの場合は一漕ぎごとに「しなって」「力を貯めて」「解き放つ」という感じで伸びる気がする。
少し大げさかもしれないが、こういう感じがすると言うのを今野さんに伝えると、「そんな感じですよ」とおっしゃっていた。

とにかく、ただ出来合いのパイプを狙った寸法にカットして繋げるだけではなく、ケルビムのフレームは乗り手の期待する乗り味に仕上げるためにこれ程考え抜かれたものであると言うことを判ってもらって、オーダーし、その納期までの時間を判っていただきたい。

ULI号作成への道のり ⑦

紆余曲折 その②

ダウンチューブ。

10月のオーダーから3ヶ月ほど経ったある日、某有名サイトの以前のコンテンツで、ケルビムを訪れた時に「作り手は乗り手に合うように、乗り手の体形や使い方を考慮して工夫を続けている」みたいな話の中で、Stickyという細身でバネ感たっぷりのバイクの話になったそうな。
sticky

そうしたら、今野さんが「私のバイクにSticky要素を盛り込んであるんですよ」という。そして試乗してみたらULIクラシックスペシャルの芯のある乗り味と違い、カーボンのような軽やかさがあって驚いたそうだ。
その種明かしをしてもらうと、「ダウンチューブに細身のチューブを敢えて使ってる」ということだった。
uli_shinichi


これには正直ヤラレテしまった。
「カーボンのような軽やかさ?」「細身のパイプ??」
Stickyはサイクルスポーツなどでも紹介されていて、そのダウンチューブは通常の28.6mmのものではなく、トップチューブ材と同じ25.4mmのものが使われてることは判っていた。
おまけに木馬の試乗会でカーボンバイクの軽やかさも知っていた。
バイク自体の軽さと、その乗り味。
これが今頼んでいるバイクのパイプ1本替えることで実現するのか???と。

その日の夜、布団に入りながら迷いに迷った。
次の日、会社へ行く途中でも頭の中をグルグル回っていた。
しかし、これはもう聞くしかなかった。
会社に着くなり、木馬店長へメールした。
「まだ私のフレームのパイプの切り出しがされてないこと、そしてダウンチューブを細パイプにすることが商品的に成り立つレベルなのかどうか」ということを確認してもらって、その返事によってパイプを変更するかどうか決めることにした。

幸い木馬店長が関東に行く機会があって、そして今野さんと会うという。
そこで根掘り葉掘り聞いてもらうことになった。
私自身が求めてる乗り味は店長が理解してくれてたので、細パイプ仕様の乗り味と、それが私の乗り方(ツーリングやロングライド、ヒルクライムなど)にマッチするかということを。

結果は「ULI本来の狙いのしなやかさを際立たせたもので、パイプの採用は可能」ということになった。
パイプの切り出しもまだで、納期は遅れる可能性はあるが出来ますよ、ということだった。

この機会にいろいろ聞いてもらって再認識できた。
まず、ULI自体のコンセプトが「それほどレースに主眼をおいたバイクではなく、楽しく乗るためのバイク」と言うこと。勿論レースに使っても支障は無いが、よりレース志向に考えたのがクロスオーバルモデル
そして、ULI本来のコンセプトをもっと明確に打ち出し、しなやかさをより重視したのがダウンチューブ小径モデルという位置づけになるらしい。
ダンシングで「フニャ」っとしたり、あまり体重のある人やレースでガシガシ漕ぐような人にはオススメできないということだったが、マッタリ乗るには十分とのこと。

この辺り、店長を間に介して今野さんにいろいろ聞いてもらい、その微妙なニュアンスを聞き出すのに時間がかかりましたが、「あ、これはもう私の乗り方にピッタリ」と思い、約2週間経った2月初めに「細パイプ仕様」にしてもらうこととしました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

誤解のないように書いておきますと、実際に乗ってみて、剛性がなく「フニャ」っとした感じというのは皆無です。
これは元々私がしなやかな乗り味を求めていたからかもしれません。
あと、体重は80kgを超えるぐらいだと少し物足りないレベルだそうです。
今野さん自身も「乗り手の体力に見合ったバイクに仕上げることが我々の仕事」とおっしゃってますし、「この仕様は自転車に大事なバネ感を非力な人でも容易に感じ取れる仕様」で「レース等に頻繁に出られて、ダッシュ力重視の方などには到底お勧めできるフレームではありません」ということなので、そういう方であってでもケルビムに乗りたいと思われる方は是非クロスオーバルモデルにするか、じっくりビルダーと相談してみてください。

幸い、店長の尽力のおかげで私は求めていた乗り味のバイクを手に入れることができました。
これについては私が直接今野さんと話をしていて、望んでいるバイクに行きつけたかどうか。
こういうときに相談できる人、我々の思いをうまく翻訳してくれる、相談できる人がいたと言うことは本当にありがたかったです。
今野さんも親身になって話を聞きだしてくれる方だと思っています。
オーダーされる際には、焦らずじっくりビルダーと話して仕様を煮詰めて行って下さい。

ULI号作成への道のり ⑥

オーダーしたものの、まだ納得の行ってないものがありました。

紆余曲折 その①

まずはフロントフォーク。

仕様詳細のところでも書いてますが、ULI号のデフォルトで着いてるカーボンフォーク(06/10月当時)が、TRIGONのエアロフォーク
これはいくらなんでもクロモリにはちょっと・・・、という感じがしていたので、ULI購入検討当初から、店長の「フォークは変更できますよ」という一言で早々と変更を決めていました。
で、一応オーダー時に採用を決めていたのがプロファイルのサイレンサーSL
公称295g!というのに目がくらんで、これも早くに候補としてあげたものでした。
しかし、いろいろ調べて行くと、
 なんと・その①:実際に重量測ってもらうと350gアリ。
 なんと・その②:一番幅の広いところで50mmもある。
ということが判明し、値段も高かったので一旦白紙としました。

その後、こだわったのは①に細さで②に軽さでしぼっていきました。
なかなか見つからなかった時にはイタ車のクロモリフォークでもいいかなんて思ったときもありました。
しかし、いろいろ探して候補としたのがインターマックスが取り扱っていたもので、1つはMIZUNOのMR20。
これは店長のULIクラシックでも使われていて、もし他にいいのが見当たらなかったらコレにしようと思ってました。店長のインプレでも問題ないってことだったので。
あとはKUOTAのフォーク。
そのものではないですけど、KUOTAのKSANOとかのがいいなぁって思ってました。
ksano

KUOTAで2種類あったものの太さとかをインターマックスにといあわせたり、mixiのKUOTAのコミュでKSANO使ったおられる方に「フォークの太さはいくらですか!」って直接メッセージ送ってみたり、なんか切羽詰った形で仕様を決定しようとしてました。
結局写真のような細身のものではなく、MIZUNOのMR20以上にビビっとくるものはありませんでした。

その後に参考にしたのがRAVANNELOのバイクで使われてたEASTONのSL90(カーブド)
これはRAVANNELOのクロモリのフレームとの関係のイメージが掴みやすく、サイクルスポーツの広告のところでも毎月のように掲載されていたので非常に参考になりました。
これは是非現物を見てみたいと思い、堺のショップで在庫があるのを聞いた上で確認しに行きました。
まず、持ってみた感じの軽さに驚きました。
自分のクロスバイクのサスフォークとしか比べようが無かったので、「これ重さあるの?」って思ってしまいました。一応公称340g。おそらくかなりの長さのコラムをカットするものとして、約300g!!と頭の中で「ムフフ」とほくそえんでしまいました。いろんな角度から長めてみると、三角断面が結構アクセントになって、ある角度からだと意外と細く見えました。これもこの堺のショップで事前に太さをメールで伺っており、42mmという太さで、その太さの範囲も広く無かったことから細く感じたのだと思います。
これはうたい文句としては「カーボンナノテクノロジー採用」で剛性と軽さのバランスが取れているということでした。
いよいよEASTON採用でココロは固まりました。
あとは、フォークのロゴの処理。
フレームと同じくパールホワイトにする予定だったので、ロゴをバフして塗装できるかどうかを確認してもらいました。
答えは「OK」。
「ナノテクノロジーの文字が消えてしまいますよ」言われたが、そんなのは眼中になし。とにかくフレームと同色での塗装しか頭にありませんでした。
これでようやく一件落着。正式に採用してもらう旨をショップの店長にお願いしました。

オーダー後1ヶ月ちょっと経った11月終わりのことでした。

ULI号作成への道のり ⑤

「ULI号作成への道のり③」のところでも書いたように、仕様としてはかなり煮詰まった状態でショップでいろいろ教えてもらっていたが、現実的に可能か不可能か、実際の走りを考えたときにどっちのパーツにすればいいか、みたいなことをオーダーまでに詰めて行ったのが9月から10月にかけて。
そんな時に「ケルビム」でググってみて見つけたのがこちらのブログ
今はお忙しいそうで更新されてませんが、過去のアーカイブを辿ってみると私のイメージしていた仕様がアチコチに散りばめられており、ヒジョーに参考にさせてもらいました。
charlieX

この間で仕様を詰めていったものを挙げてみると・・。
①フレームのオプション
 とにかく狙いはあくまで「ULIクラシックのメッキなし、ラグなし仕様」ということで、オリジナルのULIから手を加えて行くことに。
 一つはチェーンステーのベンド。オリジナルはストレートなのでコレを追加。「ゆるーいベンドで」と念押ししてもらった。
 次はヘッドチューブへの「C」マークの溶接。ヘッドバッジみたいにしたかったので、これも追加。昔はこれもオリジナルだったようだが。
 あとはアウター受けのトンネル(オプション)と、小物加工位置の確認で、シフトワイヤーのアウター受けをヘッドチューブにつけてワイヤリングを容易にしたかったのと、シートステーへのチェーンレストの加工。これらはケルビムでは標準仕様。あとボトルケージの台座加工位置も決定。ケルビムでのボトルケージ加工位置は低重心化のためかかなり低め。フロントディレーラーとの干渉が気になったので、シートチューブ側の台座を少し上にしてもらった。

②カラーリング
 当初から「パールホワイト」一辺倒だったが、ピンストライプの入れ方で迷っていた。フォークにも入れるべきか、シートステーの細いパイプにも入れるべきか、あまりやるとくどいし・・と。
 そんな時、クロモリ以外の白いバイクにも目が行くようになり、ペタッキ仕様のコルナゴとかも考えるようになった。
 で、実際にいくらかかるか聞いてみると、まずソリッドカラーからパール系にするだけで追加発生。更に2色塗り分けで追加。もちろんメッキも追加になるということで、「長く乗るなら単色」という雑誌の書き込みにすがりながらパールホワイトにすることに。
 ピンストライプもシンプルに前三角のみとした。

③クランクセット
 見た目重視でリアディレーラーのショートケージやノーマルクランクに憧れ始めていたこのころ、クロスバイクで800mほどの山に登った。
 ロードでのファイナルギアの39x27tを想定したギア比で登っていこうとしたのだが、10%ぐらいの勾配を越えた時点であやしくなってきた。足が全く動かない。ダンシングでもダメ。蛇行してもダメ。「あぁ、俺にはスタンダードギアは無理だな」とあきらめてクロスバイクのファイナルに近いギア比1ぐらいでクルクル回しながら「あ、俺のレベルはこれだ」とあきらめた瞬間があった。
 ショップの店長からは「トリプルよりはコンパクトの方が何かといいですよ」って聞いていたのでコンパクトクランク探しを始めた。
 「コンパクトの方がいい」っていうのはシフトレバー(STI)やQファクターのことを言ってくれたのだと思うが、今考えるとトリプルで30段使いきれるかと思うとコンパクトにしておいてよかったと思う。
 で、コンパクト探しだが、シマノの「カブトガニ」クランクは何とかしたいなと思っていた。
 77デュラとかだったら細身でよかったのだけどスタンダードしかないし、66アルテグラも考えたがやはりスタンダードギアはダメ。おまけにアルテだと50tも無かったし。
 「シマニョーロ」も考えた。06ケンタウルのクランクはショップで見せてもらっても「ナカナカ」な感じだった。シマノのSTIやディレーラーと組み合わせても大丈夫と聞いていたし、48tがあったので、ほぼコレで煮つまりかけていた。
 しかし一つ気になっていたのがカンパのパーツ(BB等)や工具が高かったので、できたらシマノで統一しておきたかった。
 そんな時、サイクルスポーツのバックナンバーを見ていて、シマノのR700のクランクに旧XTRの48tのギアを使っているものが掲載されていた。
 コレにはビビビときてしまった。
 ホローテック2の剛性に加えて私の身の丈にあったギア比が得られる。
 さらにチェーンリングの見た目もマズマズということでようやく仕様が固まった。

これらが決まった時点で、オーダー実行を検討。
だいたい納車までに4ヶ月ぐらいかかるとして、このまま貯金を続けて行ってなんとか目標まで貯められそう、ということでオーダー決行。
10月10日のことだった。
(このとき、実のところフトコロ具合を考えて妥協したパーツもありましたです)
 

ご連絡

いつもご覧頂きありがとうございます。
毎日コンスタントに30~50人の方がご覧いただいてるようで、恐縮です。
かなり忙しくしており時間が取れていないのが実情です。

さて、今後の予定としましては、
 ●「ULI号作成への道のり」の完結。
  オーダー前後の様子、納車までの紆余曲折、そして納車間際の
  落ち着かない様子を書いていきます。
 ●納車後の散財妄想
  ロードバイク生活にハマリ、既に次に買いたいものがでてきております。
  これらの気を紛らわせるのと、皆さんにご意見を伺いながら煮詰めて行きたいと思ってます。
 ●クロスバイクの様子
  スポーツ自転車生活復活のキッカケとなったクロスバイク詳細とカスタマイズ変遷について。
 ●その他の自転車に関する思いつきエントリも書かせてください。


取り急ぎ、オーダーをしようかなと思ってる方や、ケルビムに興味をお持ちの方のために、
近々に1つめの内容は書いておきたいと思っております。
今しばらくお時間いただきたく。

<追記>
 ご質問やリクエストでも結構ですのでコメントいただければ幸いです。
 可能な範囲で答えさせてください。

ULI号作成への道のり ④

毎月コツコツ貯金をしながら、気を紛らわせるために交換用スプロケットなどのロード用のパーツ
を買ってみたりして、「ロードは買わない」という方向へは行かないように外堀を固めて行っており
ました。
最初は少しでも安く上げようとして「パーツ持込だと工賃おいくらぐらいですか」「ホイールセットは
バイク購入後こちらで手配しますので」等々、今から思えばかなり失礼なこと言ってたなと思うの
ですが、自分で組み立てるのでなければパーツ類も組んでもらうお店で手配してもらうのが筋かな
と思い、結局フレームの他、パーツ類、ホイールセット、タイヤ等々の基本的なところは回転木馬で
手配してもらうことにしました。
よって、その他の高圧用ポンプやホローテック用工具とかのロード用に必要なものを地道に買い
込んで行きました。

そんな中、オーダーまでまだまだ時間がありそうだったのですが、クロスバイクでお店の近くまで
行ったときに、その勢いで採寸してもらうことにしました。(ちなみに家からショップまで約50km
あります)
乗ってたバイクはこちらのクロスバイク
クロスバイク_マリーナシティ

バイクのスケルトンを書くと、
 ●C-T:480mm
 ●トップ:585mm(ホリゾンタル換算)
 ●BB下がり:70mm
 ●リア-センター:450mm
 ●ホイールベース:1082.6mm
 ●シート角:74°
 ●ヘッドアングル:71°
 ●フォークオフセット:50mm
で、あとの主要寸法は
 ◆サドル高さ:755mm
 ◆サドル先端~ハンドルバー:555mm
でした。
「●」印はサイトからの抜粋なので、実際に測ってもらったのは「◆」印とトップ長さだけでした。
あとは体の採寸で、股下長さ、腕の長さ、肘から指先まで、肩幅を測ってもらいました。
ここからだとサドル高さとクランク長さ(170mm)の関係、股下長さ、トップ長さが後々のフレーム
スケルトンの参考になってると思います。

こちらの寸法からケルビムへ出されたオーダーシートが↓こちら
オーダーシート

おぉぉ!何とシンプルな。
正直「これでケルビムにうまく伝わるのかな?」なんて思ってしまいました。(店長すいません)
ここで、フレーム的に私の意見や店長のアイデアを入れてもらってるのが、ヘッドチューブを上に
10mm出すところと、BB下がりが75mmというところ。
ヘッドチューブは楽なポジションを取れるようにで、BB下がりは私が言った「地を這うような安定感」
を取り入れてもらったものです。
あとはケルビムでの独自のスケルトン思想で図面に起こされることになります。

回転木馬での採寸が6月、ケルビムへ寸法を連絡してもらったのが8月、そしてケルビムから仮寸法をもらったのが9月のことでした。
ケルビムからはスローピングとホリゾンタルの2種類出してもらいました。
その時の主な寸法は、
 ●C-T:550mm(ホリゾンタルの場合)
       520mm(スローピングの場合)
 ●トップ長さ:560mm
 ●ヘッドチューブ:141mm
 ●ヘッドアングル:76°
 ●シートアングル:73.5°
 ●ホイールベース:970mm
 ●リアセンター:415mm(オーダーと同じ)
 ●BB下がり:75mm(オーダーと同じ)
 ●フォークオフセット:43mm
です。
特徴としては、ヘッドアングルが立っていて、ホイールベースが短めで、ケルビムのロードバイクの
スタンダードな仕様となりました。

これらを参考にCADで図面化してみたのがこちら。
ULI_CAD

弱いスローピングの方が希望だったのでそちらを図面化してみました。
シートピラーのやぐらの部分がなかったり、コラムのスペーサーが無かったりしますが、これは
これで十分雰囲気が出てるでしょ?
この図面を元に妄想をドンドン膨らませて行ったのでありました。

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Author:yt_uli
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