2017-08

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ULI号作成への道のり ⑧

紆余曲折 その②の補足

最初にStickyについて雑誌の記事を見たとき、「ダウンチューブにトップチューブ材を使用・・」と書いてあった。
これも誤解がないように書いておくと、「トップチューブ材と同じ太さのパイプを使うが、バテッド位置はダウンチューブ専用に加工したもの」というのが正解。

ケルビムではさまざまなパイプが使われている。
通常のマスプロの吊るしのバイクであれば、フレームのサイズが変われば乗り味が変わってしまうところを、フレームの大きさが変わってもビルダーのイメージしている乗り味になるようにバテッド位置を変えてあると言う。
同じパイプの場合、フレームのサイズが小さい方がフレームの剛性が上がってしまうのはイメージしていただけると思う。
そのため、背の小さい人はなかなか自分に合ったフレームを見つけにくいのだが、小さい人のために考えられた専用のスケルトンもさることながら、それに見合ったパイプを設定するあたり、同じビルダーでもここまで凝った造りになっているのはケルビムならではだと思う。

ダウンチューブを変更した私のバイクのフレームの場合も、トップチューブとダウンチューブは同じ25.4mmのもの。
しかし、その長さは、トップが515mmで、ダウンチューブが630mmとなっている。このスケルトンを元にそれぞれのパイプの役割と、ビルダーのイメージに見合ったバテッド位置が決められているのである。
フレームの納期に時間がかかるのも、このバテッド位置をユーザーの乗り味に見合った形でオーダーするため、小ロットではオーダーしにくく、まとめてオーダーするために時間がかかると言うことをご理解いただきたい。
(プレーン管をつなげるだけならいくらでも早くできるのだが・・)
pipe


なお、パイプの種類、とくにケルビムの使っているカイセイ製のパイプについてはこちらのサイトのページに詳しく書かれている。
⇒詳細はこちら
私のフレームに使ってもらったケルビムとカイセイ社の共同開発パイプのNi-exは、カイセイオリジナルの8630材(ニッケルクロムモリブデン鋼)にイメージが近いのかもしれないが、よりバネ感を際立たせるために、更にマンガンやカーボンを加えて、より弾性を際立たせたものになっている。
ULIのオリジナルに試乗したが、これはこれで芯のある程よい剛性をかんじたのだが、Ni-exの場合は一漕ぎごとに「しなって」「力を貯めて」「解き放つ」という感じで伸びる気がする。
少し大げさかもしれないが、こういう感じがすると言うのを今野さんに伝えると、「そんな感じですよ」とおっしゃっていた。

とにかく、ただ出来合いのパイプを狙った寸法にカットして繋げるだけではなく、ケルビムのフレームは乗り手の期待する乗り味に仕上げるためにこれ程考え抜かれたものであると言うことを判ってもらって、オーダーし、その納期までの時間を判っていただきたい。
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コメント

随分詳しく調べられたのですね!自分はタダ勢いでケルビムに行ってしまったこともあり、また自転車趣味に復活して間もないこともあったので、やはり勉強不足でした。
もう少し今の自転車事情に詳しくなってからでも良かったかもしれません。でもこうやって一台ずつ造られていることが判ると、本当に自分の自転車がオンリーワンなのだなと思えます。(ハルスケさんもHPに書いてましたね)

>ミウラSVさん
ほとんどが受け売りの情報ですが・・(汗。
「バテッド位置は違う」と最初に聞いたときに「ハッ」と思ったのです。
そりゃそうですよね。
昔のようにプレーン管をつなげるようなやり方の時は、パイプをある程度在庫しながらやってたと思います。
だから納期も早かった。
しかし、バテッド管がでてきて、これもある程度はフレームのサイズが決まっていれば事前に量産しておくこともできるかもしれませんが、ケルビムではとくに乗り手にあった乗り味をイメージしておられるとのことなので、尚のこと時間がかかってしまうんだと思います。
特に小さい方のフレームには気を使われるようで、剛性バランスもコントロールされるとなるといのんなノウハウが必要だと思います。
この辺りは、たくさんのオーナーからフィードバックされた情報に絶えず耳を傾けておられる今野さんならではのノウハウの蓄積があると思います。
そんなビルダーの思いが詰まったバイクに乗れるというのは非常に幸せであります。

 
カイセイ社のチューブには興味あったのであのカタログはとても参考になりました。
話は変わりますがCS誌の11月号、75ページに面白い記事が載ってました。
2008モデルからトレックマドンのヘッドチューブ長が選べるようになったと・・
ノーマルタイプと30ミリ延長タイプが選べるようですが天下のトレックが行うと、もはや新しいトレンドとして定着しそうですね。

TREKのヘッドチューブ違いのフレームですが、これはいい傾向ですね。
GIANTでいうとTCRとOCR、以前のTREKだとマドンとパイロット
みたいにコンセプトの全く違ったフレームはありましたが、ヘッドチューブ
の長さの違いで使い分けると言うのはいいですね。
ただ、こういうマスプロのフレームの場合、より剛性維持を意識するので
トップチューブがヘッドチューブの一番上の部分からシートチューブに
向けてスローピングが取られます。
これだと「ヘッドチューブは伸ばしてスペーサーは少なくしたいが、
できるだけホリゾンタルに近い感じにしておきたい」という方にはちょっと
なぁ、という感じです。
とくに以前のTREKが好きだった人には尚更ではないでしょうか。
そこで、私のバイクのフレームのようにトップチューブよりもヘッドチューブを
上に伸ばすことで見た目とヘッド周りの剛性を両立させられます。
そういう融通がきくのもオーダーメイドの良さですね。

mixiから飛んできました。現在カーボンとアルミの2台所有しているのですが、最近クロモリロードに興味が湧いて来ました(^^♪
自分は和泉市と近くなので、都合が宜しければ是非実車を拝見してみたいです!!

>たーぼーさん
はじめまして。
おとといの日曜日、スズカ8耐にショップから参加しました。
ケルビム乗りばかりの4人組でチーム参戦。なかなか楽しかったです。
他にもショップへ行けばいつでも店長のULIクラシックスペシャルと試乗車のULIが見れます(ULIは試乗もさせてもらえます)。
あと、大抵は1本か2本ケルビムのフレームがあると思いますよ。
よろしかったら回転木馬さんの方へ一度行ってみて、店長からいろいろお話伺ってはどうでしょうか。
なかなか都合つけられるかどうかわかりませんが、毎年12月にショップの試乗会が淀川河川敷で行なわれます。
行ければそのとき行こうと思いますので、お時間よければ是非。
他のそうそうたるケルビム号がオンパレードとなりますので、面白いと思いますよ。

鈴鹿8耐に行っておられたのですか?自分も8耐ソロで参加していました!!
もしかすると抜かれていたかも知れませんね(汗)

淀川河川敷での試乗会があるんですね(^^♪
もし宜しければ、マイミク登録お願いします。

>たーぼーさん
ソロでしたか。だったら抜いて行ったかも。列車があれば必死でくっ付いて行ってましたから(笑。
今年の試乗会はまだ決定ではありませんが、一応年間のイベントに入ってます。
http://www.kaitenmokuba.none.or.jp/event.html
スズカでも白ケルビムを褒めていただいて、かなり浮かれてる私です。
それまでに時間があえばいいのですが。
ま、他の方のも見れると言うことで期待しておいてください。

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