2007-10

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ULI号作成への道のり ⑧

紆余曲折 その②の補足

最初にStickyについて雑誌の記事を見たとき、「ダウンチューブにトップチューブ材を使用・・」と書いてあった。
これも誤解がないように書いておくと、「トップチューブ材と同じ太さのパイプを使うが、バテッド位置はダウンチューブ専用に加工したもの」というのが正解。

ケルビムではさまざまなパイプが使われている。
通常のマスプロの吊るしのバイクであれば、フレームのサイズが変われば乗り味が変わってしまうところを、フレームの大きさが変わってもビルダーのイメージしている乗り味になるようにバテッド位置を変えてあると言う。
同じパイプの場合、フレームのサイズが小さい方がフレームの剛性が上がってしまうのはイメージしていただけると思う。
そのため、背の小さい人はなかなか自分に合ったフレームを見つけにくいのだが、小さい人のために考えられた専用のスケルトンもさることながら、それに見合ったパイプを設定するあたり、同じビルダーでもここまで凝った造りになっているのはケルビムならではだと思う。

ダウンチューブを変更した私のバイクのフレームの場合も、トップチューブとダウンチューブは同じ25.4mmのもの。
しかし、その長さは、トップが515mmで、ダウンチューブが630mmとなっている。このスケルトンを元にそれぞれのパイプの役割と、ビルダーのイメージに見合ったバテッド位置が決められているのである。
フレームの納期に時間がかかるのも、このバテッド位置をユーザーの乗り味に見合った形でオーダーするため、小ロットではオーダーしにくく、まとめてオーダーするために時間がかかると言うことをご理解いただきたい。
(プレーン管をつなげるだけならいくらでも早くできるのだが・・)
pipe


なお、パイプの種類、とくにケルビムの使っているカイセイ製のパイプについてはこちらのサイトのページに詳しく書かれている。
⇒詳細はこちら
私のフレームに使ってもらったケルビムとカイセイ社の共同開発パイプのNi-exは、カイセイオリジナルの8630材(ニッケルクロムモリブデン鋼)にイメージが近いのかもしれないが、よりバネ感を際立たせるために、更にマンガンやカーボンを加えて、より弾性を際立たせたものになっている。
ULIのオリジナルに試乗したが、これはこれで芯のある程よい剛性をかんじたのだが、Ni-exの場合は一漕ぎごとに「しなって」「力を貯めて」「解き放つ」という感じで伸びる気がする。
少し大げさかもしれないが、こういう感じがすると言うのを今野さんに伝えると、「そんな感じですよ」とおっしゃっていた。

とにかく、ただ出来合いのパイプを狙った寸法にカットして繋げるだけではなく、ケルビムのフレームは乗り手の期待する乗り味に仕上げるためにこれ程考え抜かれたものであると言うことを判ってもらって、オーダーし、その納期までの時間を判っていただきたい。
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